クライアント自作の別荘の紹介です。
筑波山中腹のすばらしいロケーションです。
去年の初夏から始まって現在も建築中です。
ほとんどをクライアント自らの施工ですが、
基礎と最低限の躯体だけ大工さんにお願いすることにしました。

この写真は、上棟した時の様子です。
ここまでは、大工さんが施工しましたが、ここから先は自力施工です。
施工者が素人ですのでプロの工務店の場合とは異なり、技や道具など限られた条件で施工できるように、設計しています。私も別荘を手作りで建てたことがあるので、その経験が活かせました。
先日、いよいよ窓枠を造り始めると連絡をいただいたので、
簡単に施工できるような窓枠の納まりを考えて、現場に行ってみました。
ハンドメイドの楽しさはその過程での楽しみがあることです。
屋根が出来れば雨がしのげる空間が生まれ、壁が建てば風を除けることができるようになります。
またいろんなオリジナルな道具も生まれます。

写真は大量のおがくずを選別する自作のサイクロン掃除機です。
とても楽しく作業されていましたし、一人でも作業できるように、自作の道具を工夫して造られていて、感動させられました。

現在の様子。
これから建具工事に入ります。難関ですが楽しみです。
時空遊園茨城県つくば市で設計しています。

前回に引き続き、
S GARDEN TERRACE の話題です。
窓を大きくとった時に、ブラインドやカーテンをどのようなものにするかによって、室内の雰囲気は大きく変わります。この家の場合、北欧やアメリカのビンテージ家具のイメージに合わせて、木製のブラインドをつけたい、という要望もありましたし、木製のブラインドがつくことをイメージしてデザインしました。
しかし、木製のブラインドはとても高価。ローコストで仕上げたいところなのに厳しい。しかも、家のほぼ全周がガラス面なので、ブラインドの量も多くなります。
その時、イケアで見つけた
木製ブラインドは、1.2×2.5mで\8.990という低価格。
そこで、このブラインドの巾に合わせて、柱の間隔を設計しました。
等間隔に連続した柱の間に、ブラインドが納まっています。
ただ、ローコストのブラインドは、ヒモの部分がちょっとヤワな感じは否めません。

写真は、奥がベッドルーム。手前がパソコンスペースです。引戸は、壁と同じ素材にして、引込んだ時は、壁のように見えるように設計しています。写真では解り難いですが、ベットルームとパソコンスペースのカウンターの上下には、ガラスが入っており、引戸を閉めれば空間は仕切られるようになっています。これも空間を広く感じさせる演出のひとつです。
時空遊園茨城県つくば市で設計しています。
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前回は、木造住宅でも構造計算を行って、在来工法では実現しない開放感あふれるデザインについてお話をしました。
今回は、木造在来工法でも、開放感あふれるデザインに取り組んだ住宅のお話です。
この住宅のロケーションは古い町並みが残る住宅地ですが、広く手入れの行き届いた庭があります。お施主さんは北欧やアメリカのビンテージの家具が趣味で、ローコストながらも、味わいのある家にしてほしいという要望がありました。

家の中にいながらも、ガーデンにいるような雰囲気が味わえるようデザインをしました。家のほぼ全面を開口部にするために、耐力壁(筋交いの入っている壁)を井桁状に配置し、正面からみると全面がガラス張りになるように設計しました。

道路に面しているの面は、窓面積を絞っていますが、ハイサイドライトを設けて、外との連続性は保つようにしました。
一般の家は、コーナーに壁があり、窓は壁の一部分に開いている場合がほとんどですが、コーナーを窓にすることで開放感が演出できます。

次回は、この家の驚きのローコスト木製ブラインドについてです。
時空遊園茨城県つくば市で設計しています。
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木造には、
在来軸組構法、枠組壁工法(2×4)、丸太組構法、大断面構法などがあります。
柱と梁で構成する
在来軸組構法は、日本の木造住宅で古くから最も多く使われている構法です。柱と梁が歪まないように、斜めの材(筋交い)を入れて強くします。この筋交いが入っている壁のことを耐力壁といいます。
在来軸組構法では耐力壁を建物の外壁などにバランスよく配置しなければなりません。
そのために、風景を眺めるために、端から端まで全部開口部(窓)にしたいと思ってもできません。ましてや、南面、東面を続けて開口部にするなどということは、なおさらです。
しかし、物理的には可能なこと。構造計算をすることで、それを実現しました。
木造住宅も、まだまだ色々な可能性を秘めていると思います。
RIVERSIDE TERRACEは、木造建築ながら、L字型の3面開口を実現した住宅です。
時空遊園では、建物が完成すると写真撮影し、CDにデーターを入れてお施主さんにお渡ししていますが、この写真はCDの表紙にしたものです。
他の写真は、こちらに載せています。
RIVERSIDE TERRACE時空遊園茨城県つくば市の建築設計事務所

つくば市中根金田地区、五本松の森再生作業に参加してきました。
中根金田地区の東側にある古墳の丘には、かつて松が五本あったことから、「五本松」と呼ばれていた場所だそうです。
うちの前の県道を土浦方面に向かって行った右手で、坂を下りたところが、五本松の丘の下側になります。このエリアは、近所ながらも、足を踏み入れたことのないエリアで、「古墳」だったことなど、全く知りませんでした。氷河期は、霞ヶ浦から桜川の低地は海で、台地にあたる場所からは遺跡がでていますが、こんな近くに古墳があったとは、初耳でした。
その「五本松」の一帯は、谷津田を見下ろせる景勝地でもあったようですが、今では谷津田も使われる事なく、アズマネザサなどが繁茂して人が立ち入ることもできないような場所になってしまったそうです。そこで、かつてのような森に再生しようと、地域の人々の呼びかけで、今回の草刈り作業が行われることになったようです。中根金田地区は宅地の開発が始まっていますが、五本松の森は貴重な森となるのかと思い、草刈りに参加しました。

写真は、開けた広場のようですが、草刈り前はササやクズが茂っていました。草刈り機と巨大な鎌で切り開き、広々としたかつての谷津田空間がでてきました。
バテバテで、筋肉痛ですが、久しぶりにお会いできた方とのおしゃべりも楽しく、さわやかな気分です。
開発で、つくばの森も姿を消しています。今、残っている森は大事にしたいものです。
時空遊園畑のある家設計します
